2007年08月16日

バイオ燃料に起因する問題に光が射す

小麦やサトウキビが原料のバイオ燃料が注目され始めてから、
穀物の値段が高騰したり、開墾のため森林が切り開かれ自然が
破壊されたりと、何かと問題点が指摘されていますが、小麦や
サトウキビなどに代わる原料として、世界各地に自生している
「ナンヨウアブラギリ」という植物が注目され始めています。

ナンヨウアブラギリとは熱帯アメリカ原産の植物で、学名は
「ヤトロファ・クルカス」。長さ3センチから4.5センチ位の
実をつけ、この種がバイオ燃料の原料になるそうです。
実際、太平洋戦争中の旧日本軍が代替燃料として、これを用
いて燃料を作っていたとか。

種は非常に毒性が強く、それゆえに食用にならないのですが、
この植物の特徴は害虫や干ばつに強く、やせた土地でもたくま
しく育つので、小麦やサトウキビなどを育てている土地で転作
などしなくても、土地が確保できるそうです。
インドでも、荒地だった土地を政府が確保し、バイオ燃料を
生産していく計画を進めているそうです。

バイオ燃料を作るために森を伐採して、森林を破壊していくの
ではなく、自然を保つためにこういった開発が進むとよいですね。

ナンヨウアブラギリに関するその他の記事
バイオ燃料“毒植物”が主役に食料価格影響なし(イザB版)
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