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2007年11月14日

キャノン勝訴、リサイクルアシスト敗訴の最高裁判決の特徴は?【Q&A形式でご説明C】

最高裁決定によりエコリカがエプソンに勝訴が確定した前日、同じく最高裁でキャノンがリサイクルアシストに勝訴し、新聞などではこちらのほうが大きく報道されました。
世間が注目するキャノン勝訴の最高裁判決について、もう少しご説明したいと思います。

 ※法律論になる部分がありますので、コメントの難易度を
   A・・簡単
   B・・やや難解
   C・・かなり難解
  で表示しております。

<難易度C>
■キャノン勝訴、リサイクルアシスト敗訴の最高裁判決の特徴は?

  キャノン勝訴、リサイクルアシスト敗訴の最高裁判決の内容で特筆すべき点
  としては、最高裁が第一審東京地裁の判断基準(消尽論)を採用したことが
  挙げられます。
  第二審の知財高裁判決では、リサイクル品が特許違反となる基準として第一
  類型・第二類型なる型にはまった解釈が示されましたが、最高裁はこれを破棄
  し伝統的な消尽論を展開しました。
  知財高裁の行き過ぎた判断を修正したという点で、最高裁の判決は評価できます。
  今回の最高裁判決では、リサイクル品が特許違反であるかどうかを判断する
  には、(1)製品の属性(機能、構造、材質、耐用期間など)(2)発明の内容
  (3)加工の様子(加工内容、交換部品の機能や価値)(4)取引の実情 などを
  総合考慮し、再生産といえるかどうかを判断するとしました。
  したがって、今後の司法判断においては時代の流れとともに環境とリサイクル
  に関する配慮が取り入れられるようになると思われます。
  限りある資源の回収と有効利用を推進するエコリカにとっては、有利な判断
  がなされたとも言えます。

 

エコリカ リサイクルインク

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