2008年09月30日

「もっとも遅く市場に出回る」ブランド価値に危機が!?

国内でもっとも遅く市場に出回ることで人気を博しているという、
秋田県鹿角市特産の桃「かづの北限のもも」の収穫時期が、
地球温暖化のためか、年々収穫時期が早まってきていて、
ブランド価値に危機が迫っているというニュースを見ました。

この北限のももの主な品種である「川中島白桃」は、
他の産地のももよりひと月ほど収穫時期がおそく、
市場に出回り始めるのが他の生産地が出荷を終えて売られなくなる
9月中旬ごろらしいのです。

秋田県の農林水産技術センターは、鹿角市内で川中島白桃が本格的に栽培を始めた
2000年から、収穫期のピークになった日を調査しているらしいのですが、
その調べだと、
2000年 → 9月14日
2001年 → 9月13日
2002年 → 9月9日
2003年 → 9月8日
2004年 → 9月6日
という風に、徐々に早くなっているらしいのです。
2005年は9月13日と前年より少し持ち直したらしいですが、
またそこから、06年が9月11日、07年が9月10日と
再度早まる傾向をみせていて、今年はついに9月4日と
ピークが前年より一週間も早まる結果になってしまったらしいのです。

生産農家の中では、りんごの栽培をやめて桃の生産に切り替えた農家もいるようで、
もしも他の産地の桃と並べられるという事態になった場合、
「もっとも遅く市場に出回る」というブランド価値が無くなってしまうということを
恐れている人たちも多いそうです。

消費者から見ると良いことと思われるかもしれませんが、農家にとっては死活問題。
地球温暖化の影響は、ありとあらゆる所に影響を与えてしまっているのですね。

(タカシ)

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